
ステーション協議会
会長 松本志保子
皆様こんにちは。
この度、令和7年度一般社団法人静岡県訪問看護ステーション協議会総会におきまして信任を賜り、会長に就任いたしました松本です。
役員、会員の皆様のご支援を頂きながら、この大役を全力で務めていきたいと思っております。
さて、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、医療や介護などの社会保障費の増大が懸念される問題を「2025年問題」として、その課題解決のために様々な取り組みが行われてきました。例えば、地域包括ケアシステムの構築、病院完結型医療から医療・ケアと生活が一体化した地域完結型医療への転換などです。これらの取り組みは着実に進んできました。次なる照準となる2040年は生産年齢人口の急激な減少と85歳以上の高齢者の増加が見込まれることから、医療体制の在り方も変化していきます。
そのような中で生活の場での療養を支える訪問看護師への期待は益々高まっています。
一方で、訪問看護師の人材不足など、訪問看護師が安心して訪問看護提供に臨めるような環境の整備は喫緊の課題と捉えております。
静岡県訪問看護ステーション協議会が掲げるビジョンに『「おうちに帰ろう」24時間365日あなたの在宅療養に「ホッ」と安心を届けます。』とあります。
「おうちに帰りたい」と希望される方が在宅で幸せな毎日を過ごすことができますように、訪問看護ステーションの皆様、関連機関、多職種の皆様と手を取り合って実現していきたいと思います。
皆様のご理解とご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。